PROJECT

外資系音楽サービス担当の社員が語る、グローバル企業ならではの体験

  • Takashi

    Communication Planner

    (写真左)中途入社。ブランドキャンペーンを統括。キャンペーンによってはAE(アカウントエグゼクティブ)も担う。

  • Goki

    Programmatic Consultant

    (写真右)2019年新卒入社。デジタル配信のセットアップから運用、プラニングまで手掛ける。

このクライアントを担当するにあたって、重要なことは何ですか。

  • Takashi

    エンタメというトレンドの移り変わりが激しい業界的な部分を考えても、スピードの速さが必須です。それに合わせて自分もなるべくにクイックに対応できるように努力しています。

  • Goki

    単にCTRやCPC(※デジタル広告の指標の一つ。CTR=クリック率、CPC=クリック単価のこと。)を比較するだけのデジタル広告ではなく、目標を達成するために何が重要かを考えることが大切です。難易度は高いですが、それを一から自分で考えられるのはとても楽しく、運用担当の枠を越えていくという意味でも今の自分の基盤になっていると感じています。

  • Takashi

    配信先のターゲットを設定すること一つをとっても、ただ性年齢で区切ればいいというわけではありません。世の中のトレンドやターゲットのインサイトを掘り下げつつ、コミュニケーションプランナーと運用担当の知見を総結集してプランを作っています。

  • Goki

    デジタルのことを知っているプランナーなので、Takashiさんの存在は本当に大きい。運用者側にどれくらい負荷がかかっているかをイメージしながらコミュニケーションをとってくれていると感じます。今ここにいるのは私たち二人だけですが、チームメンバー全体が自分たちのロールとミッションをよく理解した状態で自分にできることをしっかり遂行しているので、チームとしての納得感が大きいですよね。

印象に残っているプロジェクトの一つを教えてください。

  • Takashi

    アーティストをフィーチャーしたキャンペーンのブーストを行った際に、日本だけでなく海外へ向けて拡散・配信していく施策を行いました。週替わりで別のアーティストがフィーチャーされ、ユーザーに対して毎週新しいコンテンツを届けていきました。

  • Goki

    そのキャンペーンでも運用を担当していたのですが、内容が同じものでも日本と海外でユーザーからの反応の違いが一目瞭然でした。例えば、アジア地域では広告のパフォーマンスが非常に高く、日本のコンテンツに対する関心の高さがうかがえましたし、SNSの投稿に対するコメントの量も非常に多く、文化の違いを感じましたね。普段日本国内だけに向けて配信しているだけでは見られないような反応が自分で手に取って見えるということがとても興味深かったです。

  • Takashi

    冒頭でスピードが重要であるという話をしましたが、音楽はトレンドが直に反映されるので、情報感度を高く維持できるようアンテナを張っていることが重要です。今回のプロジェクトにおいても、フィーチャーされるアーティストの音楽番組等のメディア露出を加味してターゲットの設定を工夫するようにチームで話し合いました。実際にメディア露出の前後ではリアルタイムにデジタル配信のパフォーマンスに影響が出ていたため、エンタメという広い分野に対して日常的にアンテナを張っていたことが功を奏した結果となりました。

今後の目標

  • Takashi

    目標と言うより、常に心に持ち続けているスタンスとしては、「自らプロアクティブに動く」ということですね。今後も継続してやっていかないといけないことだと思っています。プロフェッショナルとしてクライアントのビジネスをグロースできるように能動的に考えて動いていくこと。それは業務でも、トレンド収集でも、プロジェクトによって目的は様々ですが、一つ一つにフィットする形で、多方向から貢献できるようにしていきたいです。

  • Goki

    課題の与件に対してどういうメディアソリューションが最適かを話し合う際、運用者目線としての視野を広げていけばいくほど、上流部分の会話にも入っていけるなと実感しています。逆に意識しないと見つけられない発見があると思っていて、ぼーっと運用しているだけでは球切れ状態になり、アイディアを求められていても出すことが出来ません。求められていることではなくても、自分が仕事を振られる前の上流での会話に入っていけるよう日頃から準備をしていくことで、少しずつ運用者とコミュニケーションプランナーの陸橋的な役割にもなってきていると思っています。自分にとっても伸びしろを感じながら仕事が出来ていますし、こういった日頃からの準備や意識付けを続けていきたいです。