若手社員が有志で立ち上げた、新卒採用プロジェクト

-
Shunsuke
Media Planner
(写真左上)新卒入社4年目、メディアプランナー。2019年に新卒採用プロジェクトを立ち上げ、21年卒活動のプロジェクトリーダーを担当。
-
Hajime
Media Planner
(写真左下)新卒入社7年目、メディアプランナー。2019年に新卒採用プロジェクトを立ち上げ、21年卒活動のリードサポート及びコンテンツの文章設計、編集を担当。
-
Kanami
TV Buyer
(写真右)新卒入社3年目、テレビバイヤー。2019年からメンバーとして活動し、現在は22卒活動のプロジェクトリーダーを担当。
このプロジェクトが立ち上がった背景を教えてください。
-
Shunsuke
僕がこの会社の入社した時に、マッキャンの採用活動に対して思っていたことがあったんです。それは簡単に言うと、「この会社のことがよくわからないなって」(笑)
改めて社員としてOB訪問を受けていると、当時の僕の疑問と同じことを今の学生にも聞かれました。「よくわからないから、お話聞かせてください」って。
だからちゃんと会社のことを伝える場を作らないと駄目だなと思ったのがそもそものきっかけでした。
僕自身面白い人と働きたいし刺激を得たいので、もし僕が一緒に働きたいなと思って採用できたら、もっとこの会社は面白くなるんじゃないかと思ったんです。(笑) -
Hajime
僕は個人的にOB訪問を受けていました。やっぱり話す前と後では当社への理解度がすごく違うのを感じましたね。逆に言うと、それがないと当社は誰にも理解されない点は、個人的な課題感としてすごく強くありました。
この会社をもっと効率的に伝えていくことが必要だなとShunsuke君と色んな話をしている中で、たまたまメディアブランズCOOから「やるか!」っていうお話があり会社的なプロジェクトになりました。

新卒採用に対する課題と、このプロジェクトをどのように進めていったのか簡単に教えてください。
-
Shunsuke
僕が感じた課題は、ターゲットに合わせて採用活動ができていない事です。まずは、マーケティングの考えに当てはめ、どのタイミングで誰にどんな情報を出すべきか、Hajimeさんと何回も何回もミーティングし整理しました。それを経営陣や人事と繰り返し見直しゴールを確立していきました。
-
Shunsuke
大きく実施したことは3つですね。 1つ目は、オウンドサイトの構築です。ここには一番力を注ぎました。就職活動のスタート時期は様々です。すべての学生に会社をある程度理解してもらうには、オウンドサイトの見直しは必須でした。「会社の本当の姿」を見せることを意識しコンテンツも作りました。
2つ目は、求める人物像の見直しですね。“この会社で活躍している人とは?”という部分をデータ化して採用基準の1つとして設けました。 -
Hajime
これは興味深かったですね~。当社で活躍できる性質とは何かっていうのは個人的にすごく興味があったので。今後はフィーリングではなく、より定量化して採用することができると強くなるんじゃないかなって思いますね。
-
Shunsuke
3つ目は、他社との差別化です。簡単に言うと「専門的な説明会実施」ですね。
単なる会社説明会ではなく、より具体的で専門的な話を聞ける場にしました。当人と学生が近い距離で、リアルな話ができるよう、直接交流する場を作りました。 -
Hajime
実際最初にどう進めていくか、課題から戦略までのたたき台をゼロから作っていくのは難しかったですよね。採用戦略のストーリー作成とその先のゴールまで僕らで用意すべきだったところはあったかなと思います。
-
Shunsuke
そうですね。でもビジネスマンとしてはそっちの方が鍛えられますよね!w
お前はどうしたいのか、自分なりの答えを持っておく。流されるのは簡単だけど、自分でちゃんと答えを出すっていうのは営業だろうがプランナーだろうが何やってても絶対に必要ですよね。 -
Hajime
自分で出した答えに対して、一直線でいけるっていうのはいい環境かなとは思うね。

この活動で、普段の業務経験や視点はいきてきましたか?
-
Shunsuke
生きたと思います。どのタイミングで誰がどんな情報を欲しているのかは常に考えているんですよね。もう癖になっているというか。今回も、課題に気付いたのは就活生と直接会話した時だったなと思います。
-
Hajime
おっしゃる通りで、基本的に考え方は僕も一緒だなと。目的は良い人を採用することだけど、その人はどんな人で、どんな行動をしているのかを考え戦略を立てていくって意味では、全く同じなのかなと思いますね。
-
Kanami
私の普段の業務は2人とは違います。なので、1つの大きなプロジェクトに対しプランを立てて実行するという今回の経験はすごく良い経験だなと感じますね。昨年から始めたばかりで、実績もない正解もない、自分の意見と決定がゴールになる。楽しい反面ものすごく体力のいることだなと実感してますが、今経験できてよかったなと思います。

この新卒採用プロジェクトへのこだわりはどんなところにありましたか?
-
Hajime
僕は文章を編集するうえで特に活字の部分にはこだわりをもってやっていたね。インタビュー自体は間違いなく面白いものになる。それをしっかり伝えるということがすごく大事だと思ってましたんで。
-
Kanami
私はインタビュアーをする時、その人の自然体を最大限出せるように意識してました。アジェンダにこだわらず、話の流れに沿って進めていく。その人が本当に思っていることをリラックスして話してもらいたいなぁと思って。その方がその人の真の言葉が出てくると思うんです。それが「本当の姿を見せること」だと思ってましたね。
-
Shunsuke
こういう風に意識してやってくれている人がチームの中にいたから出来たことですね。
-
Kanami
でも全記事の編集をされてた阪口さんには、すごいワークロードが降りかかってましたよね。
-
Hajime
あれは正直しんどかったけど、文章に僕自身思い入れがあるので、自分がやらなきゃという思いでした。インタビュイーの意思や気持ち、もっというとその人の雰囲気までをどう伝えるか、を活字の表現まで心掛けて全記事の編集をしました。

このプロジェクトで、印象に残っている瞬間を教えて下さい。
-
Hajime
僕はインタビューアー、インタビュイーともに面白かったです。仕事の時には見えない一面を知れるのは非常に興味深かったですね。
-
Kanami
私は、昨年新卒座談会のインタビュアーをした時です。「今の仕事はどうですか?」という質問に、「早くから実践的で、責任ある業務を任せてもらえる。大変だけど楽しい!」と話していました。私自身の新卒当初の気持ちと同じでした。嬉しいというか、なんだか初心に帰った気分でしたね。このプロジェクトのおかげで、他の部署の方との交流も増え、純粋にやってよかったなって思います。
-
Shunsuke
やっぱり結果見たときだね。「説明会の満足度がすごく高かった」とか、そういう学生側からの反響があったときは、いいなと思ったよね。
でも最終ゴールは、採用した社員が会社で活躍することなので、今後がとても楽しみです!

最後に、今年のプロジェクトについて簡単に教えてください。
-
Kanami
今年は営業アプローチにより注力してやっていきたいと思っています。
昨年に続き、HPサイトやSNSでメディアブランズの「本当の姿」「真実」を伝えていきつつ、OBOG訪問や説明会に力を入れ、直接社員とお話しできる場を今まで以上に設けていきたいと思っています。
HPサイトに訪問して下さった方々が、当社で働く姿が想像でき、ここで働きたい!と思えるように楽しいコンテンツを沢山更新していきますので、サイトリニューアル楽しみにしていてください!毎週更新されるSNSも是非目を通してみてくださいね。今年はInstagramでの配信もスタートしました。
今後はリモートが当たり前の世の中になってくると思います。当社も早々に全員リモートワークにシフトしました。リモートでどうやって働いているのか気になりますよね。働く姿が想像しにくいと思いますが、働き方が変化した後の実際の社員の声も、包み隠さずしっかり伝えていきたいなと思っています。 -
Shunsuke
こうやって、ゼロから企画してやりたいなと思うことをやらせてもらえる環境だと思うので、そういう人に僕は今後もこのプロジェクトをリードしてもらいたいなと思います。
-
Kanami
プロジェクトのメンバーは若手が中心です。それだけこの会社は若手の力を必要としている事を感じましたね。やらなきゃいけない環境ともいえるけど、その環境は自分の成長に繋がると思います。試行錯誤しながら、チームのメンバーと楽しく進めていきたいなと思います。