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- プランナー座談会
様々なバックグラウンドを持つプランナーたちが語る、メディアエージェンシーのプランナーの仕事とは。

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Shohei
Media Planner
(写真左)3年間のテレビバイヤーを経た後、メディアプランナーとして3年間複数クライアントを担当。現在は、教育系クライアントを担当しており、強みは、傾聴と共感。
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Tetsuya
Media Planner
(写真右下)4年半のテレビバイヤーを経た後、メディアプランナーとして3年間複数クライアントを担当。担当クライアントは、輸入車で、デジタルやテレビ、雑誌といったメディアを活用したメディアプランニングを担当。強みは、「笑いの精神を忘れない」。
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Natsuko
Media Planner
(写真右上)2018年9月に新卒入社。現在は消費財、ヘルスケア系のメディアプランニングを担当。日英のバイリンガルとしてクライアントとコミュニケーションを取れることが強み。
Plannerってそもそも何だと思いますか?またPlanningにおいて大事にしていることを教えてください。
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Shohei
まず大事にしていることは、『クライアントのためになっているか』です。また、その業務に従事したことで利益を生めるか。最後に『自分がやりたい』かどうかを基準としています。
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Tetsuya
わたしもその通りだなと思います。大上段にあるのは、クライアントにとってのKPIを達成するということ、やりっぱなしではなく、結果にコミットしたものを考えるのが大事だと思います。一方でクライアントに寄り添い、どうすれば仕事が円滑化するか、安心感を持たせることができるかといった”営業的側面”もプランニング業務において重要だと感じています。
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Natsuko
大前提として2人が話したようにクライアントにとって、私達の価値がどういうものなのかを常に考えることは大事かなと思っています。違いが出せるプランニング、差別化をいかに見せるかといったところは、クライアントにも自分たちの価値を認めてもらうためにも大事にしています。

プランナーの一番の魅力、楽しいなと感じる瞬間はどんなところですか。
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Tetsuya
いい意味で、「型がないこと」が魅力なんじゃないかなと思います。
オールラウンドにはなりつつ、エキスパートにもなりえる。今のご時世に求められている職種、それらに魅力を感じる人にとっては、すごい魅力的だと思います。 -
Natsuko
社内の面で言うと、いろんな媒体の人たちと関われるところは、一つの魅力だと思います。テレビのバイヤーの方々、デジタル系の人々と仕事を取り組めるというところは、ひとつのプランを築き上げる上で重要です。社外面ですと、自分が担当しているクライアントの企業がどういったものか、どんな方針を掲げているのかなど、クライアントと肩を並べてマーケティング活動ができることも魅力です。
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Shohei
私は、当事者になれるということが一番の魅力だと思います。最終的な責任者は、自分であるという強い認識を持ちつつ、自身の意思で舵をきることができるところにやりがいを感じます。
先輩上司の長けていると思うことはなんですか。
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Shohei
整合性の付け方だと思います。教科書にない回答というか、答えのない回答をどう導き出すかが一番難しいと思っていて、あらゆる場面での発想力が凄まじいです。
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Natsuko
「整合性」っていう言葉が、私もしっくりきていて、論理的にものごとを考えられる力をすごく尊敬しています。物事の見方や伝え方を少し変えるだけで、新しい事実を発見できたり、説得力のある伝え方になったりする点がすごいと思います。
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Tetsuya
クライアントへの提案の際に、異なる代案をその場でとっさにひねり出せるところは、諸先輩がたは非常に上手だなというふうに思います。それは変にリスクを負って、できないことは引き受けない、という意味なんですけど、そこのさじ加減というか、瞬発力がすごいと感じています。

リモート環境での難しさ、その中でどのように工夫して業務を行っていますか。
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Shohei
業務をお願いする、共有する際に、”事前に”相手の仕事量を確認しています。
リモート環境で相手の行動が分かりづらいので、折に触れて情報交換しながら相手のその日の仕事量を随時確認して作業しています。 -
Natsuko
難しくなった点でいうと、チーム間などで気軽に質問や会話が出来なくなったことがあります。その改善策として、前よりこまめに会話、業務の進捗を報告しています。
具体的には、Google Docsなどを使い、常に最新の情報が共有されている形にし、チームに随時アップデートするなど工夫しています。 -
Tetsuya
自分は、オンオフの切り替えが難しいと感じています。私のチームは、家庭のある方が多いので、時間帯によっては家のことをしないといけないことがあります。
その中で、どのように効率的に業務をこなすとか、やること、やらないことを明確化しなるべく定めた時間内に終わらせるよう心掛けています。

今後のプランナーの形、プランナー志望の就活生に向けてのメッセージ
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Natsuko
プランニングとは、クライアントのビジネスを伸長するためにどういったマーケティング活動をしていくかを考える職種にはなると思うので、そういったマーケティングの知識を極めたいとか、もともとマーケティングにすごく興味がある方には、すごく向いていると思います。マーケティングも本当に日々変わっていますし、クライアントと関わる中で、常に勉強していくことは楽しいですし、自分の力になると思います。面接の時に、様々な職種があるっていうことは事前に知った上で、どんなことをしたいかが明確になれば、より説得力のある面接ができると思います。
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Shohei
今後プランナーは、より一層コンサルティングの領域に近い業務が増えていくと思います。ですので、自分達プランナー側から更にクライアントの方に入り込んでいくという仕事のやり方を進める必要があると感じています。
一概に広告代理店といっても、いろんな職種があるので、自分がなりたい像を具体化しておくとより一層、中身の濃い就活になると思います。 -
Tetsuya
仕事をする上で、理想と現実のギャップが少なからずあると思っていて欲しいです。その上で、諦めずその仕事を全うすること、理想像だけを凝り固めずに、ある程度柔軟性を持って、仕事を行っていくことが重要だと感じています。どこの会社を目指すにしても、自身の希望の配属先、チーム、クライアント業種など、自分の理想と違うものにぶち当たることが将来あるかと思います。その際、何かその先には思わぬチャンスが転がっていると思える会社、働くイメージを具体的に描くことのできる会社に出会えれば、有意義な就活になると思います!頑張って下さい!