- TOP
- CROSS TALK
- パパママ座談会
子育てをしながら働くパパママが語る、ワークライフバランス

-
Haruko
Account Executive
(写真左上)新卒入社16年目。複数クライアントの営業。6歳と2歳の子どもの母。現在は時短にて勤務。育休は2013年10月~2015年3月、2018年3月~2020年3月の2度取得。
-
Kosuke
Programmatic Consultant
(写真右上)中途入社2年目で社会人5年目。主にデジタル広告運用業務に携わる。入社半年で週1回のリモートワークを経験。1歳の子供が1人。
-
Mamoru
TV Buyer
(写真左下)中途入社3年目で社会人5年目。テレビバイヤー。3歳の子供が1人。
-
Nahoko
Programmatic Consultant Manager
(写真右下)中途入社6年目。広告運用チームのマネージャー。1歳半の子供が1人。2019年2月~2020年5月まで育児休暇取得。
皆さんの現在の勤務体系と子育て環境を教えてください。
-
Kosuke
僕の今の勤務体系は、完全にリモートワークですね。リモートなって子供と過ごす時間がかなり増えたのは間違いありません。職業柄、どうしても仕事が重なり忙しい時もありますが、お風呂上がりの子供のお世話など、仕事の合間を縫って協力して子育てができてます。終業が遅くなる時は一旦仕事を中断し、子供を寝かしつけてから仕事を再開することができるようになったので、パパとしてはとても働きやすいですね。
-
Nahoko
私も全リモートワークです。家事・育児は旦那と分担していますね。今のルーティーンは朝子供を起こして、朝ごはんの準備、洗濯等済ませ、子どもを保育園に連れていきます。お迎え、晩御飯、お風呂は旦那にお願いしています。出社の時と違って、仕事の終わりが曖昧で遅くなることもしばしありますけど、通勤の往復2時間がなくなったので、リモート最強ですね(笑)全然違いますよ(笑)
全休をとらなくても、保育園の行事(避難訓練、面談)にも出席できますし、いいですよ、リモートワーク。 -
Mamoru
テレビバイイングのチームはリモートワーク前も、家族に何かあれば、上司に相談し、早めに上がったり、急遽休んだりしていました。何か行事があるときは半日休暇をもらったり、元々休みやすさについては柔軟でしたね。放送局と仕事をしているせいか、自分のせいか、コロナ前は夜の会食がかなり多かったです。
年末などの繁忙期は平日全て2時~3時に帰宅するなんてこともしばし…子供が起きている姿をほとんど見れませんでしたね。(笑)
それが、なんとコロナで会食はゼロ、リモートワークになったため、ゆっくり寝れるし、動いている子供も毎日見れるので、そういう意味では精神的・肉体的に楽ですね。
一方、仕事柄、放送局から痛烈な指摘とお叱りを受けることもしばしあり、へこんでいる姿を家族に見られるのは恥ずかしいです。かっこいい父でありたい(笑) -
Haruko
2人目の復職時(2020年4月)は既にリモートワークになってましたが、1人目の時はフルタイムで働いていました。リモートワークはNGの時代だったので…。
子供を保育園に送り出した後は家に帰って少しゆっくりできるので、リモートワークならではだと感じています。現在は時短勤務なので、16時30分まで仕事をして子供を迎えにいっています。帰宅後は子供と遊びたいなと思いつつ、現実は夕飯の準備と寝かせる準備に追われています。
リモートワークがない時代は、自宅にPCを持って帰り、合間を縫って仕事をしていました。時短とはいいつつも、自宅で遅くまで作業することも多々ありました。時代の変化ですが、今はよりサポート面や働き方が自由になりいい環境だなと思います。

リモートだからこそある育児の苦悩はありますか??
-
Mamoru
さっきも言いましたけど、お叱りを頂戴しているときに、子供に見られたくないなと思います。かっこいい父でいたいんですよ(笑)
子供がまもなく3歳になるんですが、活発に動き回るし、電話でのやりとりを真似するようになりましたね。「マッキャンのMamoruです。」とか「失礼します」とか(笑)
シビアな話をしている中、「遊ぼうよー」とか、「もしもーし」と言われると仕事とプライベートのスイッチが切り替えられない時もあり、在宅ならではのデメリットかなぁと思います。 -
Mamoru
今はコロナで難しいけど、今後は選べるようになってくるといいですね。
-
Haruko
以前から考えるとリモートワークが定着しているのが信じがたいのですが、どうやって完全リモートになったんですかね?育休明け、既にリモートワークが定着していたので。
-
Nahoko
デジタル運用チームでは、育休に入る前(2019年2月)からリモートに出来る環境を整えるために、試験的に導入していました。育休前は、保育園とか家族のことで大変だったので、「週に数日はリモートという働き方もできるよ!?」と上司から打診がありました。当時はリモートワークが定着した世の中ではなくて、自分だけリモートワークになると働きにくくなるかなぁと思って、素直に「うん」とは言えませんでしたね。今はリモートワークがとても推奨されているのでいいなぁと思います。

ご家族との関係は?家でのルールや子育ての乗り越え方があれば教えて下さい。
-
All:
いやーーーーー、隣にいるからなぁ、言いにくいなぁ(笑)
-
Nahoko
自分の会社もち上げるわけではないですが、リモートワークの考え方とか、働き方はとても柔軟なので、そのしわ寄せが自分に来ますね。旦那より休みが非常に取りやすいので、子供の行事とかは基本的に私が参加する。平等感はないです。とはいえ弊社が柔軟ゆえのしわ寄せなので会社には感謝してます。
-
Kosuke
予防接種とか、リモートワークの合間を縫って僕が連れていきますね。単純に家族と一緒に過ごす時間が増えてよかったです。朝保育園に子供を連れていく時間も含めて。自分が会社に行っているとなかなか費やせなかったので、ちょっとした成長(はいはい、立った、喋った)に立ち会えたのがよかったですね。
-
Nahoko
子供が保育園から帰ってきた後、ちょっとした隙間の時間に子供がいると、一緒に遊べるのはいいですよね。
-
Haruko
2人とも出社の時は家族でご飯を食べるなんて絶対になかったけど、今は旦那がリモートと出社の半々なので、夜ご飯を家族で食べる日が平日でも増えたのはすごくいいです。
-
Mamoru
僕もそれは思います!朝昼夜のご飯を、週5日毎日家で食べることは入社後一回もなかったので、毎日家で家族とご飯を食べて、時間を共有できています。子供が成長したことを妻と一緒に見て喜べるのがいいですね。あと、娘が前よりなつくようになって父ちゃん嬉しいです…。
-
Kosuke
奥さん1人で子供をお風呂入れるのすごく大変そうだったんですよね。一緒に風呂入れるようになると特に。でも今は風呂上がりの子供を受け取って、タオルで拭いてっていう部分を分担できています。「奥さんの負担に気付けたのも僕としては嬉しいです。」
-
Mamoru
ポイントアップですね。(笑)

育休を取得する前と後で、仕事内容は変わりましたか?
-
Nahoko
1年3ヶ月育休を取得していると、メンツがものすごく変わってましたね。復帰時期はコロナの影響で保育園が全然空いてなくて、家で子供の世話をしながら仕事してました。取得前は自分が営業として、会社の窓口となり仕事してましたが、復帰後は新卒・中途のメンターやレクチャーをする立場になりました。社内だと融通が利く幅も増えるので、文句はなかったですね。助かりました。
-
Kosuke
戻って来てすぐメンター大変じゃなかったですか?
-
Nahoko
そうですね。抜けていた期間の知識が抜けているので、業界事情のキャッチアップが大変でした。マネージャーとして新メンバーを不安な気持ちにさせちゃいけないので、頑張らないとなって。リードする立場(役職)だったので、ミュートにして子供をあやしながらっていうのが出来ませんでした。その時は会議をずらしてもらたり、子供が寝た時に会議を入れてもらったりとチームに助けてもらうこともありました。
-
Haruko
私は1回目の育休は、復職後も復帰前と同じチーム、同じクライアントでしたね。業務量も変わらずでめちゃめちゃ大変でした。2回目は2年半育休を取り、復帰後はクライアントのフロントラインではなく、別の業務にしてくださいと会社に頼み込みましたね。自分しか対応できないという状況は作らないようにしたくて。希望も通って、社内メンバーのサポート業務をやらせてもらうことになりました。社内の仕事メインにしてもらえたので、同じ営業でも違う立場で働かせてもらっています。柔軟な働き方を認めてもらい、会社には感謝しています。
-
Mamoru
テレビバイヤーは、1人で担当局をもち、やり取りをしていますが、系列毎(日本テレビ系列、TBS系列、フジテレビ系列、テレビ朝日系列、テレビ東京系列)で2名以上のチーム体制で働いているのでサポートしあえます。テレビ局は人間味のある人が多く、家庭の事情を分かってくれる人も多いので、自分しか対応できないことは、放送局側が締め切りを待ってくれることもありました。

緊急事態、これは大変だったなぁという思い出はありますか?その時どうやって乗り越えたかも教えてください。
-
Haruko
子供が急に熱を出して呼び出されることは時々ありました。仕事を引き継いで急いで帰ってました。後日出社できない時は、チームメンバーに朝連絡してできるだけ引継ぎ、電話とメールで対応してましたね。チーム体制で働いているのでサポートしてくれるメンバーがいるというのはものすごく助かりました。当時は不測の事態(子供の病気やケガ)が怖くて、残業が無くても家に毎日PCを持って帰るようにしていましたね。
-
Nahoko
わかります。私も持って帰ってました。(笑) 乗り越え方とは違うかもしれないですが、子供が熱を出したときに「看護休暇」っていうのをとれるんです。妊娠中も「特別休暇」というのが月1回取れます。そういう制度があったのでありがたかったですね。すごく助かりました。

最後に、働く父・母としての今後のキャリアビジョンを教えてください。
-
Kosuke
子供に父としての背中をしっかりみせていきたいですね。この会社は男性でも育児と両立できる勤務体制へのサポートは整ってるなと思います。子供の成長を見ながら、仕事と家庭の両立が出来るキャリアを気づいていきたいです。
-
Mamoru
会社全体でリモートワーク文化が出来たのはいいことだなと思います。自分は熊本出身なので、今の仕事に不満はないですが、九州に戻りたいという気持ちもあります。「東京」だけではなく、子供が色々なことを吸収できる環境を用意してあげたいですね。そんな風に仕事がしたいと思ったとき、目標は…マッキャンエリクソン福岡支社、支社長かなぁ(笑)
-
Nahoko
子供がいるからという理由で自分の成長とかキャリアをあきらめたくないです。 上長、会社、家族に相談しつつ、サポートしてもらいながら、子供の成長に負けないように自分も成長したいです!こういう時代なので、働く場所を選ばないような働き方、海外でもいいし、好きな場所で働けるようになったらいいなぁと思いますね。
-
Haruko
:キャリアビジョンというかっこいいものは特にないです(笑)ただ、ちゃんと子供たちに目を向けられる余裕を持ちながら、働く母として平和に暮らしたいと思ってます。そのために家族と仕事のバランスをとることが目標です。そういった面でこの会社は、産休・育休後に復職している社員がたくさんいるので安心できますしお勧めですね。